未分類

理想と現実

私の周りでは、よくフラワーアーティストとなってウェディング関連のお仕事をしたいという友人らの願望を耳にする事がありますが、彼らの多くの場合、フラワーアーティストとしてのウェディングのお仕事というイメージは漠然としており、フラワーアーティストがどのようにウェディングに関わっているのかは知らぬ存ぜぬという人が多く見受けられました。イメージを描くことは大切ではありますが、実際にフラワーアーティストがウェディングで活躍する為には、どのような需要があり、どのようなスキルが求められているのかを探ってみることも大切でしょう。フラワーアーティストがウェディングの現場で活躍する為には、その結婚式会場の専属のフラワーアーティストとして就職をするケースや、フリーのフラワーアーティストとして花嫁や新郎から直接的に依頼を受けるようなケースがあるようです。多くの場合は、花嫁が手にするブーケの依頼に加え、新郎が胸のボタン穴に飾るブートニアなどのデザイン依頼が主となります。依頼者のイメージを聞き取り、そのイメージを花飾りとして具体化するのですから、フラワーアーティスト個人のアート作品を作る事とは、趣が異なると言えるでしょう。アーティストとしての、個人的な作品ではなく、依頼者の意に沿った作品作りを心掛けなくてはなりません。もちろん、専門的な知識やフラワーアーティストとしての感性から、花嫁や新郎へのアドバイス的な提案は、求められるとは思いますが、フラワーアーティストとしての作品作りを念に、作品の方向性を押し付けるような製作を指揮する事はできないでしょう。ウェディング関連の仕事の依頼を受けることも、その他の仕事を受けることも同様ですが、フラワーアーティストは、アーティスト自身としての、独自の作品を求められる時もあれば、依頼者の意に沿って作品作りを的確に行わなくてはならない時もあるという事を、念頭に置いておかなくてはなりません。ウェディングや葬儀などは、依頼者にとっては、特別な日である事を忘れてはならないのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です